中学受験で子どもの自立を育む!親子で進める計画と学校選び

「中学受験では子ども自身に計画を立てさせるべき?」
という話を耳にすることはありませんか?
実際、中学受験の現場では、それができる小学生はごくわずかです。
特に大手進学塾の膨大な課題量を前に、親がサポートする現実的な方法を選ぶ家庭が多いのが実情です。

この記事では、我が家が経験した「中学受験での計画作りの現実」と「自立心を育てる受験校選び」について、
簡潔にお伝えします。

1 計画は親がサポートして現実的に進める
2 子どもの意志を尊重した学校選び
3 挫折も成長につながる受験を目指して

1. 計画は親がサポートして現実的に進める

中学受験では、「計画を立てる」こと自体が小学生には非常にハードルの高い作業です。
我が家でも、サピックスの課題量に辟易しながらも、親が計画を立てる形で進めました。

我が家の考え:

  • 子どもに計画を立てさせることは理想的ですが、現実的ではない場合がほとんど。
  • 大人でもうんざりする量の課題を、子どもに管理させるのは難しいと判断。

親が計画をリードすることで、子どもは「計画通り進めること」に集中でき、学習効率が上がりました。

2. 子どもの意志を尊重した学校選び

学校選びは、親だけで決めるのではなく、子どもの意志を尊重することが重要です。

我が家のケース:

  • 長男は小3から文化祭や体育祭に参加し、学校の雰囲気を感じ取る時間を確保。
  • 次男は受験校の組み合わせや本命校の受験順を自分で選びました。

結果:
長男と次男は最終的に同じ学校に進学。親としては本命校であり、
本人たちも前向きに新しい環境を受け入れることができました。

3. 挫折も成長につながる受験を目指して

中学受験は成功だけが目的ではありません。
我が家では、第一志望校には不合格となったものの、次善校に補欠繰り上げ合格した経験が
子どもたちの挑戦する力を育てました。


この記事では、中学受験における計画作りや学校選びの基本的なポイントをお伝えしました。
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成合弘恵(なりあいひろえ)
ヒロ・スマイルコーチング代表/中学受験ライフコーチ
NLP上級プロコーチ NLPマスタープラクティショナー 教育カウンセラー
明治大学文学部卒業 千葉在住 茨城出身
大手進学塾での中高受験指導(開成高,筑波大付属高多数)公立高校教諭,私立中高講師と渡り歩き,教育界での経験は28年以上。長男は東大現役合格,二人の息子の元中学受験ママ。学校現場では、主に教育相談、特別支援教育コーディネーターを担当。公立高校在職中からカウンセラーとコーチの資格を生かし、のべ2800回以上生徒にカウンセリング面談を実施。教育現場で対応した保護者はのべ1400名以上、教えた生徒のレベルは、最難関レベルから教育困難校まで幅広い。ママを笑顔にすることで子どもを笑顔にし、子どもたちが笑顔でいられる明るい世の中創りに貢献することがミッション。

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